住宅ローンの審査方法について

新しい家を買う時に即金で払えるという人は滅多にいません。

多くの人は住宅ローンを組んで、家を買うための資金を調達します。

しかし住宅ローンには審査があり、それに通らなければ、住宅メーカーや工務店に支払う資金を用意することは出来ません。

住宅ローンの審査ではどのような点をチェックされるのかを知ることで、審査に通りやすい状態をつくることができます。

購入する家や土地を特定してからでなければ住宅ローンの手続きはできませんので、まずはどの家を買うのはいくらで買う物件になるのかを明らかにしましょう。

その後に住宅ローンの申込みをしてまず最初に事前審査を受けることになります。

正式に住居の購入手続きをする前に、住宅ローンの利用が可能かどうかを判断します。事前審査の結果が出るには1~3週間を要します。

事前審査で問題なしと判断されたら、工務店や住宅メーカーと購入手続きに入ります。

マイホームを購入するための売買契約によって具体的な購入資金の額が決まり、改めて金融機関に本審査の依頼をすることとなります。

本審査は1週間ほどかかります。

この審査をクリアすることで、やっと住宅ローンの融資が受けられます。

住宅ローンの審査は金額が大きく、返済期間が長い分、慎重になりがちです。

申込みする際に提出しなければならない書類もたくさんあり、申込み手続きの途中で書類に不備があると、さらに時間が必要になります。

特にトラブルなく手続きができた場合でも、1カ月は必要です。

時間的な余裕がなくてばたばたになってしまわないよう、余裕をもって話を進めましょう。