カードキャッシングを比較する際に、一番大切なのは金利だと考える人が多いのは当然だと言えます。
金利は少しでも低いに越したことはありませんが、比較しておくべきことは他にもあります。
金利のみでカードキャッシングを比較すると、利用し始めてから不便さに気づくということがあります。
カードキャッシングでは金融会社が提携しているATMからの操作でお金の借り入れや返済を行いますが、カードの機能がキャッシング会社によって差がある場合があります。
金融会社によっては借り入れ手続きを行う時にはキャッシングカードを提携ATMに挿入して引き出すことができるけれど、返済は予め口座を登録して引き落としにすることもあります。
返済方法が一つに固定されているカードキャッシングにすると、前倒しで返済を済ませておきたいと思っても、そのための手続きが煩雑になります。
また、返済日に口座にお金が無い時にはわざわざ銀行のカードを使ってその口座まで入金する必要が出てしまい、金利だけで比較して選んでしまった為に返済で面倒なことになる可能性があるのです。
カードが使えるATMが身近にあるということもカードキャッシングを選択する際には大切な要素です。
カードキャッシングを行うために、遠方のＡＴＭまで足を運ばなければいけないという状況では逆に不便になってしまうことがあります。
ＡＴＭの操作でキャッシングの手続きを行うと、手数料が必要になることがあります。手数料も、使用回数が重なると結構な金額になります。
完済に必要な金額に手数料をプラスすると、金利が低くても無意味なほど、支払金額が多くなることがあります。
金融会社のカードキャッシングを比較する時には金利を重視しつつも、他の要素も目を向けて問題がないかをチェックしましょう。
